(5月13日フェイスブック)
今年初の沖縄での遺骨収集活動をスタート。糸満市の天然壕ですが、大尉壕と呼ばれて大尉が多く集まっていたとのこと。
今回の現場はかなり深く岩盤が弱いので崩落に気をつけたい。
(5月14日フェイスブック)
無事に今日の活動を終えました。今回の現場は今までで最も厳しい環境でした。天然壕ですが構造が地下四階になっていて、落石も多く、また岩肌が鋭利な刃物のようにトゲトゲしく、場所によっては寝転がりながら前進しなければ進めない場所もあり、この岩が背中などに軽くぶつかるだけでかなり痛い。
洞窟のあちらこちらから「痛い!」と悲鳴が上がった。
このような極めて厳しい状況の中で生活しなければならなかった日本兵に対し感じる事が多かった。実際に入ってみないと分からない感覚です。
そして最も深い空間には夜間や食器ぐ沢山でてきた。そして思った事はこのジメジメと、そして冷んやりとした真っ暗闇の世界で兵士たちは何を思いながら生活していたのだろうと。
一年ぶりの沖縄での遺骨収集でしたがやはり来てよかったと感じています。現場に来なければ分からない事があまりに多い。
それにしても体のアザに驚いた。どこでぶつけたか分からないほど、あちこちでぶつけていたので。明日も集中して頑張ります。
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