今朝の朝日新聞・波聞風問にて安井孝之編集委員の「富士山を踏み壊さないために」を読み、次のページをめくったら新刊の「世界遺産にされて富士山は泣いている」の告知が目に飛び込んできた。
昨年までは富士山の世界遺産登録バンザイ!といった報道が目立ちましたが、世界遺産に登録されて一年が経過し、報道のされ方にもだいぶ変化を感じる。このままでは富士山は世界遺産から取り消しになってしまうのではないか、条件付きの世界遺産、課せられた宿題はどこまでクリアしたのか、などなど。取材を受けていると、集中する質問というものがあり、それで人々の意識の「流れ」が見えてきたりするものです。
条件付きの世界遺産、つまり富士山の世界遺産は仮免許のようなものですが、でも、それらの課題を一つづつ解決していけばいいのだから、そう後ろ向きになる必要もない。これからですよ。これから!では、これから山へ。
2022/09/28 | 【話の肖像画】27 |
---|---|
2022/12/04 | 富士山ビュートレイル |
2001/03/01 | 私の進む道2001 |
2000/01/24 | シェルパ族と登山隊の共存 |
当ウェブサイトに掲載されている記事、写真、ビデオなどの無許可転載、転用を禁止いたします。
Copyright(c) Office NOGUCHI KEN. All rights reserved.Never reproduce or republicate without written permission.
Powered By Advenproducts Inc.