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首のヘルニア

2014/08/10

首のヘルニア

首のヘルニアが再発して10日目。あれだけ大量の薬を飲むとさすがに痛みはスッーと消えていく。金多楼さんに出かけた時もいつも通り楽しくお寿司を頂けたけれど、しかし、クスリがキレ始めた朝方には再び容赦なく激痛が襲いかかってくる。一人ではトイレさえいけないほどに。こう言う時は一人ぐらし生活は本当に大変です。
病院から出されている鎮痛剤、ステロイド、炎症止めを飲むだけでは根本的な解決にはならないだろうと、知り合いの紹介で首の牽引を専門にやっている佐々木接骨治療院や10年ほど前からお世話になっているKEN整体では全身の間接や首回りの筋肉の張りを解してもらっています。
しかし、まだまだ時間はかかりそうです。薬の副作用も中々のもので、まず最初の目標はクスリがなくても日常生活をおくれるようになること。山登りはその先の先かな。

今日も朝から首の牽引や全身、特に首周辺や背中、胸筋などをじっくりと解す治療を行った。首のヘルニア再発から約10日、やれる事はやってきました。ただ薬の副作用で辛かったのも事実。弱音は吐かないと決めていたのに、ついつい苛立ちをスタッフにあたった事もあったかもしれない。
覚悟が定まっていなかった。首のヘルニアはそう簡単に治るものでもない。必要なのは根気だ。そして腹をくくることです。そう一歩一歩コツコツと。
現状ではちょっとした山登りも先の先かもしれない。でも、コツコツの先にはヒマラヤが控えいる。栗城さんもそうやってヒマラヤに舞い戻ったではないか。彼の存在は今の僕にとって最大の刺激であり救いでもある。
「ピンチはチャンス」最近の僕の心の中の合言葉。この経験には必ず意味がある。あのエベレストも一回目の挑戦で登ってしまったらつまらなかっただろう。3度目に登った事に意味がある。神はそうやって人生の所々で有難い試練を与えてくださる。故に人生は退屈しないですむ。
今日は鈴木先生が僕の体をほぐしながら「これには驚いた。3日前にはあれだけカチカチに固まっていた首のスジや背中、右の胸筋もかなり柔らかい本来の筋肉に戻っている。予想以上により早い回復力だ。ビックリしたなぁ〜。これなら冬のヒマラヤに間に合うかもしれない。野口さんの回復力は凄い。というか、治したいという気持ちが凄い」と。
そうはいいながらも先はまだまだ長い。一瞬を生きるのと最後まで生き抜く事との違い。最近、つくづくそう感じますね。ずっと突っ走ってきましたしね、また、そうやってきたからこそ、ここまでやってこれた訳ですからね、間違いていなかった。
しかし、これからは残りの人生の時間の使い方を考えていかなければならないと感じている。つまり時間の使い方のバランスです。今回の出来事には意味がある。いや、意味有るものにしたい。
長々とした文章になりましたが、そんな心境です。

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