ヒマラヤの世界
この夜は月光が妙に眩しかった。(エベレストC2にて)
エベレストの氷柱群を歩く。定期的に崩れる氷柱。美しいが恐怖でもある。
目指すべき頂きは果てしなく高い。一瞬を生きるということと、最後まで生きぬく事は違う。
やればやるだけ苦しいのに何故、登り続けるのか。挑戦を続ける事は怖い。しかし、やめてしまって何もない自分に戻るのはもっと怖い。どちらにせよ怖いのならばやるしかない。
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