アンナプルナ峰BCへのトレッキングで撮影した写真です。モンスーン(雨期)という事もあり、毎日、雨に降られて、ヒルに襲われ、なかなか快適な旅(笑)となりましたが、
モンスーンのヒマラヤもトレッキングなら乾季とは違う青々とした緑、滝の迫力、そして地元の人々の日常生活を感じることができます。
ただ、雲が多い分、視界がなかなか開けないのがドキドキ。頑張ってアンナプルナBCにたどり着いてもアンナプルナ峰が見えないことだってある。それがモンスーンのドキドキです。
早朝真っ暗闇の中、ヘッドランプの光を頼りにアンナプルナBCへ登山開始。
これがまた雨が降り出しテンションどん底! やっぱり「ダメか~」と誰も口には出さないけれどきっと皆、そう思っていたと思う。
そして日の出の前にBC着。寒い中、ジッと待つ。厚い雲に覆われていたアンナプルナ峰方面が少しずつ明るくなっていくではないか。
そして空が薄ら明るくなり始めた時に雲と雲の隙間からアンナプルナ峰のヒマラヤひだがまるで浮かび上がってくるかのような幻想的な世界を描いてくれる。
僕も亮さんもその瞬間を待っていたとばかりにカメラのシャッターを。
アンナプルナ峰BCは始めてでしたが、エベレストとはまた違った世界観でとても新鮮でした。 今度は光と影の世界となる厳冬期に訪れてみたい。
アンナプルナ峰BCにはヤギと羊の群れがいてね、これまた癒されました。
アンナプルナ峰BCへのトレッキングコースは韓国と中国からのトレッカーがとにかく多かった。しかし、日本人トレッカーは1人しか出会わなかった。
ネパール山岳協会のアンツェリンさんは「世界中の観光客や登山家が戻ってくる中、日本からはなかなか戻ってきてくれない。ネパールの震災のイメージがまだあるのかもしれないけれど大半のトレッキングコースはもう大丈夫。日本人にも戻ってきてほしい」と。
これからは復興しつつあるネパールの姿も伝えていきたい。
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