年内最後の講演会。大学病院でのトークでしたが、以前、僕がヒマラヤ遠征で遭難した後に入院した事がある病院。もう20年ぐらい前の出来事ですが。
その時にお世話になった医師の先生が学長に就任されていまして、20年ぶりの再会となりました。血中酸素濃度が43%まで落ちシェルパに担がれながらの下山となりました。
その後遺症なのか帰国してもしばらく後遺症に苦しみました。運動している時に脈拍数がストンと落ちたり。突然、背中に激痛が走り呼吸が苦しくなったり。そのような生活が半年ほど続きました。
血中酸素濃度43%はやはりダメージが大きかった...。
今となっては懐かしい思いでですが、医師の皆さんには本当に助けて頂きました。
20年ぶりの再会に驚きまた嬉しかった。
講演後、医師の先生方から「東京23区の病院ではコロナの重症患者を受け入れられるところはもうほぼないです。それだけギリギリの状態です。
医師や看護師も疲労困憊しています」と。医療従事者の方々の悲痛な声に胸が痛みました。
僕に出来る事はせめて自分が感染しないこと。そして移さないこと。更に気を引き締めないと。
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