産経新聞【話の肖像画】26が掲載されました。
僕には2人の母ちゃんがいましたが、どちらも気が強くて。親父殿の好みだったのでしょうね。それにしても親父殿が住んでいた家に手榴弾が投げ込まれたテロ事件には心底驚いた。改めて外交官は命懸けの仕事なのだと痛感させられた。1番、腹が座っていたのは母ちゃんだった。
確かこの日はアメリカ大使公邸、ドイツ大使公邸、トルコ大使公邸、日本大使公邸と、同時に銃撃テロ事件がおきた。羨ましかったのはアメリカ大使公邸。米海兵隊が反撃し蹴散らした。トルコ大使館は従業員が1人死亡。日本大使公邸を警備しているのはイエメン軍兵士。銃撃発生直後に逃げ出してしまった。
アメリカ大使館及び大使公邸は自国の軍により守られているが、日本大使館及び大使公邸のその国にお任せ。国によってはあまりに無防備。確かに大使館によっては防衛省から武官が派遣されているが大使館の警護がメインの任務ではない。小銃は携帯していたとしても自動小銃や手榴弾はもっていない。
2022年9月27日掲載
話の肖像画26
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