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日刊スポーツ、サッカーW杯、日本代表チームへのコメント

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2022/10/15

日刊スポーツ、サッカーW杯、日本代表チームへのコメント

10月15日日刊スポーツにサッカーW杯、日本代表チームへの応援コメントが掲載されました。
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202210140000589.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp

人生において何が成功で、何が反対か・・・
もし1回目のエベレストで、あっさりと登頂していたら次の冒険で遭難してしまったような気がする。エベレストのあの2回の足踏みは人生の大きな教訓。人は思いっきり失敗した時に始めて「自分には何が足りないのか」と残酷な程に突きつけられる。そこから見える景色がある。
でも、あの2回のエベレスト登頂ならずは辛かった。どのツラ下げて日本に帰ればいいのかと。周囲から「また失敗!」と。でも、そんな時にふと感じたのは「登れる時は登れるし、登れない時はどうであれ登れない」という事。流れってありますし。「何がなんでも登る」という考え方を捨てた瞬間でしたね。
「何がなんでも登る」は言葉を変えれば「いかなる状況下に於いても決行せよ」。思いが強すぎると客観的な分析が出来なくなる。又、精神的に追い詰められやすくなり、視野が狭まる。まさにあの冬の八甲田山のような...。これでは、登れるものも、登れなくなってしまう。「力を抜くこと」が最も重要かな。
トレーニングを含めた準備をやれるだけやりきったら、後は本番しかない。結果に対しては「もう、し〜らんけ」みたいな。開き直りって必要だと思いますね。後は自分に過剰に期待しない事ですね。人生トータルで捉えればいいのだから。「51、49」あれは防衛本能からきた発想だったのかもしれませんね。

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