退院しベースキャンプから陸路でカトマンズに戻ったきたシェルたちとの再会。サーダ(シェルパ頭)にクライミングシェルパ2人、キッチンスタッフ3人と遠征Tシャツを着てパシャリ。本当はベースキャンプでやりたかったな。
シェルパ達も「こんなに晴れたマナスルは始めて。それだけにケンと一緒に登りたかった」と繰り返し悔しがっていましたが、それ以上、言ってくれるな。
ただ、彼らには本当に心配をかけた。ただただ申し訳ない。ただ長い付き合いだ。これからもまた一緒に挑戦する仲間達。一つ一つの挑戦を大切に積み重ねていきたい。
まずは冬に戻ってこられる為に肺の治療とケアをしっかりとやります。肺炎を何度かやりますと、繰り返しやすくなるとのこと。この肺があとどれだけヒマラヤで通用するのか分かりませんが、やれる最大限のことはしたい。このまま終わるわけには参りませんし「負けて勝つ」こともあるはず。
この度のマナスル挑戦に多くの声援を頂きながらあまりに呆気ない幕切れに、皆さんに合わせる顔がありませんが、しかし、この敗退、学びはとても多かった。帰国しましたら、じっくりと検証致します。その上で次に繋げていきたいと思います。
ご声援、有難うございました。
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