漆芸家(輪島塗)の桐本さんから輪島市の状況をお聞きしました。公費解体も進まず早くても来年の春頃から開始ではないかと。桐本さんとはテレビタックルのスタジオでご一緒させて頂き、それ以降、定期的に意見交換させて頂いております。
そして重蔵神社さんのところにも。重蔵神社さんは災害直後から主に在宅避難、車中泊を余儀なくされている被災者の方々に支援物資を配布し続け、その活動は今もなお続いています。週2回で約400人の方々が支援物資を受け取りに。避難所から仮設住宅に移れたのはいいのですが、多くの方々が仕事や財産を失いました。仮設住宅に移った後は光熱費含め生活にかかる費用は原則自己負担。
行政による支援物資の配布は廃止され、今では重蔵神社さん始め一部のボランティア団体が活動を継続していますが、以前ほとんど支援物資が集まりにくい状況との事です。
私の事務所の方にも「いまだに車中泊です」「二次避難所から戻ってきましたが、生活する場所がないので、これから車中泊をします」といった連絡を頂きます。それが現実です。
ピークエイド(私が代表のNPO)はこれからも重蔵神社さんと連携し支援物資を最も必要とされている方々にお届けしたいと考えています。特に野菜が高く野菜不足の高齢者の方々も多いそうです。新鮮な野菜を可能な限りお届けできたらと準備に取り掛かりました。
それにしても重蔵神社さんは自らが被災され深刻な状況にも関わらず地元の方々を助けたいと救援活動を続けています。これは本当に凄いこと。寝袋支援プロジェクトでは重蔵神社さんにお世話になりっぱなし。微力ならが、しかし、本気で重蔵神社さんの取り組みに関わらせて頂きたい。
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