この国が仮に滅びる事があるとするのならば、戦争ではなく大震災。被災地に入る度にその事を痛感します。「明日は我が身」。この言葉が何度、被災地で胸に刻まれたことか。被災地では至る所で公費解体ゼロ。いまだに瓦礫の山。6月になり、雨季に突入すれば腐りネズミの巣となり、カビなどあらゆる細菌を撒き散らかすでしょう。輪島市の朝一では公費解体は来春との話も。解体が進まない一つに「所有者が分からない」があります。
私はこの際、所有者が分からなくても国の権限で解体すべきだと強く要望します。
また、日本版スフィア基準を国に作ってほしい。いずれにせよ、国に国民の生命財産を本当に守る決意があるのならば、必ずやってくるであろう大震災に向けて迅速に対応できる法整備を急いでほしい。1番ダメなのはイベントのためのイベント。
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