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余人を以って代えがたし

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2005/11/01

余人を以って代えがたし

小池百合子さんの環境大臣留任のニュースにほっとした。事前の新聞報道では女性初の官房長官だとか外務大臣を示唆するものが多かった。特に外務大臣というのも小池百合子さんにはふさわしいし、小池さんのキャリアアップにつながるのならば、それはそれでいいのではないか、と考えつつもあくまでも僕自身の思いは環境大臣に残って頂きたい!だった。

 ただすでに2年間環境大臣を務め、歴代の環境長官、環境大臣として最長期間の記録を更新していたので、小泉総理はそろそろ次のポストに移すだろうし、先の衆議院選挙での小池さんの活躍からさらに主要ポストにするのかな、と思い込んでいただけに、今日の環境大臣留任は心底嬉しかった。小池さんも環境大臣に残りたいとお話されていたので、本当によかった。

 いままで環境大臣がころころと変わりすぎていた。それだけ環境省も環境大臣も重要視されていなかったということだろうが、小池さんの環境大臣としての活躍、そして小泉総理の環境問題に対する位置づけが過去とは異なったのだろう。環境問題は長期的な戦略が必要だ。やっつけ仕事で出来るものではない。小池さんにはこれからさらに来年の9月までじっくりと環境大臣として日本の環境行政を改革して頂きたい。私もまだまだ小池さんと連携して実現させなければならない案件が多々ある。

 衆議院選挙後も小池さんとは連絡を取り合いながら、新たな提案やご相談をさせて頂いていた。やっと環境省と理想的な形で連携してこられたのに、トップが変わってしまったら本当に困る。小池さんほど現場感覚をもった環境大臣はいない。そして現場の声を大切にし、理解して、動いてくれる環境大臣もいなかった。

 そしてなによりも素晴らしいのが小池さんの感性と幅広い知識や視野。多忙の中においてもなにが一番求められているのかを瞬時に察知する能力はずば抜けている。そして決断の早さ。小泉総理も小池さんのスピード感、リーダシップに環境大臣には小池さんしかいないだろうと留任を決めてくださったのだろう。感謝、感謝、感謝です。せっかく小池さんが環境大臣に再任されたわけですから、これからも今まで以上に精一杯、環境問題に取り組み小池環境大臣を支え連携していきたい。

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