スイスアルプス挑戦記 , テレビ関連

2006/03/22

イチローに感謝

 3月19日はNHKの日曜スタジオパークに出演。NHKの富士山特集の番宣を兼ねての番組でしたが、NHKはよく富士山の魅力を伝えてくれるので感謝。テレビ出演後は事務所にて産経新聞の取材でしたが、会議室の大型テレビは付けっ放しで(音はなかったが)、取材中は日韓戦が気になって気になって落ち着かず、ただ取材中なので画面を直視するわけにもいかず、横目でチラチラっと様子をうかがうのだが、上原の力強い直球に圧倒された。そして7回から一気に韓国を攻め勝利。さすがにこの時ばかりは取材もいったん中断しみんなで応援してしまった。
 
 3月20日は東京ビックサイトにて記者会見。これは今年の8月に四肢麻痺、筋ジストロフィーという重度障害者2名とスイス・アルプスんpブライトホルン(4164m)の頂を目指す発表を行った。昨年夏に四肢麻痺の患者さんの内田さんから「どうしてもブライトホルンの頂上に行きたい。障害者でも夢を諦めたくない」といったご相談があり、4000m級の氷河の山だけにこれは大変な挑戦になると、隊長を引き受けるかどうか少しだけ迷いましたが、しかし、エベレストには毎年のように障害をもった方々が挑戦にやってくる。盲目の方や片足しかない方、末期がんの方など。
そしてビックリしたのがアメリカには障害者を健常者がサポートしながら一緒に冒険を行う山岳会がある。そんな光景をよくエベレストで目にしていたので、内田さんからのご依頼に、もし今回にこの計画が成功することによって、日本でも障害者が冒険できる、それをサポートするような体制ができれば大きな意味があると、隊長を引き受けました。細かくは野口健HPの野口健ニュースの中で登山隊のHPを紹介していますのでご覧下さい。

 そして今日は(21日)久々のオフ。一日中家から出ないで完全に引きこもり状態。たまっている原稿を書き書きしているうちに日本・キューバ戦が始まった。いやはや、ハラハラ、ドキドキとっても疲れた。ただ、松坂の気迫がキューバ打線を抑え、ピンチにイチローが日本を救い、ドラマのあった今日の試合は凄すぎた。そして最初から闘う意思を全身で訴えていたイチロー、いつも寡黙なイチローが愛国心を叫び、人目はばからず悔しがり、喜ぶ姿は他の日本人選手に大きな影響を与えただろう。イチローさんには日本人として心から感謝しています。ありがとう!今回、辞退した日本人大リーガー達はこの歴史に残る試合をどのような思いをして見ているのだろうか?僕はそれが知りたい。久々のオフ、素敵な試合を見せて頂いた。今日は一日、とても気持ちがいい。明日から再び仕事に戻りますが、頑張ろう!

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