2006年マナスル清掃登山 , ヒマラヤ , レポート・インタビュー記事

2006/05/07

マナスル・ベースキャンプより

5月7日、天気良好。

昨日午前11時20分、野口隊長を始め、小西、平賀、谷口の隊員と11人のシェルパがベースキャンプを出発しました。現在マナスルに来ている隊の中でもひときわ人数の多い隊の出発。マナスルの美しく白い山肌の上を点々と一列になって登っていく様は圧巻でした。
昨日も午前中は快晴でしたが、いつものように午後からは天気が崩れ始め、3時に隊員と無線交信をした時には辺りは真っ白、雪が強く降っていました。5時頃には遠くで雷がゴロゴロ。それでも午後7時の交信時には、皆無事にキャンプ1へ到着し元気な様子でした。
今朝は雲ひとつない快晴、真っ青な空に白いマナスルが良く映えます。本日は、キャンプ1からキャンプ2へルートを作りながら向かいます。
「マナスルに来ている他の隊も、キャンプ1から先は雪崩が怖くて進めないでいる。人数の多い野口隊にルートを作ってほしくて現在待っている状態。我々の隊は人数が多い分、雪崩に巻き込まれると被害が大きくなる。だからこそ、慎重に進んで行きたい。」
と野口隊長が語るように、キャンプ1から先は雪も深く、雪崩の起こる確率の高い危険地帯。また、大人数で歩くことで雪崩を誘発する可能性が大きくなるので、今回は3チームに分かれてキャンプ2へ向かいます。
朝6時半に出発したのは、クライミング・リーダー、ペンバドルジを筆頭としたシェルパ3人のチーム1。精鋭隊です。彼らはまず、6000m地点までの安全を確認し、確認ができたらチーム2に連絡、ゴーサインを出します。
チーム2には、隊で1番元気な谷口ケイさんがいます。彼女とシェルパ3名の計4名。このチーム2は、6400m地点のキャンプ2を目指します。
チーム3には、隊長の野口健さんとカメラマンの平賀淳君、そしてシェルパ2名の計4名。彼らは谷口さんよりも高所順化が一歩遅れているので、今日は中間キャンプ(6000m地点)を目指し、可能であればキャンプ2を目指します。
小西さんは、本日キャンプ1(5700m)にステイ。体調や方法には個人差があるので、それぞれにあった順化を行っていきます。

5月7日 9時20分 ベースキャンプマネージャー 阿久津千尋

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