スイスアルプス挑戦記 , 家族

2006/08/12

久々の里帰り

 久しぶりに京都の実家に戻り、父親と2人で入院中の母親のお見舞いに行きました。永い間、闘病生活を送っている母親がベットの上で「障害者の人たちを山に案内したことは良かった。体が不自由になると当たり前の事ができなくなるから。いい事したね」と障害者とのブライトホルン登山を報じた新聞記事をベットの横に置きながら話していた。数日前の記事を枕元に置いていたこと自体に驚いた。ただ、自身の闘病生活の中で必死にリハビリを行っているだけに心境が重なったのかもしれない。なかなかお見舞いにも行けず、まったくもって親不孝な息子だと反省しながら夜は実家に戻りました。それにしても苦しいはずのリハビリ生活。愚痴ひとつ言わず黙々とリハビリを行っている母親の精神力の強さは見習わなければならない。これは障害者の方々との登山でも同じ事を感じていたが、彼らは必死に生きている。ダラダラと無駄に過ごそうとはしない。日々を大切に生きている。逆に彼らや母親の姿から生きることの素晴らしさを教えて頂いているような気がする。
 健康な体を持ちながら、人生に自信がないだとか、目標がないだとか、それで自殺をする人もいたり、そんな出来事をよく耳にするが、それは甘えでしかないのかもしれない。今日、母親との再会で自分ももっと必死に生きていかなければならないと改めて感じました。

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