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東京ヴェルディ1969開幕戦 キックオフ初経験

2007/03/05

東京ヴェルディ1969開幕戦 キックオフ初経験

 今年から東京ヴェルディ1969の環境アドバイザーに就任しました。ヴェルディは今まで多摩川清掃活動や選手全員がチーム・マイナス6チームに登録したり、スタジアムからゴミを減らそうと3R普及促進キャンペーンに参加するなど環境問題に対する取り組みを積極的に行なったきたが、今年からはさらに活動を広げようと試合後にサポータの方々とスタジアムの周辺の清掃活動を行うこととなりました。

 3月4日は開幕戦。その開幕戦でキックオフの大役を任せられ大変、緊張しました。なにしろサッカーボールを蹴ったのは高校時代が最後。1万人を超える観客の前でのキックは実にエキサイティング、興奮しました。試合の方はザスパ草津に5対0で圧勝!特に存在感があったのが2点入れたブラジル人のフッキさん。彼は今シーズンからヴェルディに加入した期待のストライカー。昨シーズンまで所属したコンサドーレ札幌では25得点をきめリーグ2位。フッキさんのスピード、そしてスピードに乗ったドリブルシュート。凄かったなぁ~ ファンになりました。ファンクラブあるのかな?J1への復帰をフッキで目指す?
 そしてザスパ草津ですが、J2に昇格するまでは選手達は地元の草津の温泉宿で仕事をしながら練習していたとのこと。草津の人々に愛され支えられながらJ2に昇格し次はJ1を目指している姿に心温まるものがあった。地元密着型のJリーグの姿は理想的でした。
ベルディ1

ベルディ2

ベルディ3





試合後は約150人ほどのサポータとスタジアムを一周歩きながらの清掃活動。多くの子ども達も参加してくださり、盛り上がりました。特に試合に勝っただけに、選手も頑張ったのだから我々も頑張ってゴミを拾うぞ!とサポータの方々からの声が聞こえた時は気持ちよかった。
ベルディ4

ベルディ5


98年だったか、フランスでのワールドカップで日本代表が試合に負けた際に、世界中のマスコミを驚かせたのが日本人サポータが暴れる事もなく、スタジアムのゴミ拾いを始めたことだ。ヨーロッパのサポータは試合に負けたりすると暴れたり、時に殺人事件まで起きる事が多々繰り返されてきただけに、負けたのにゴミを拾うその姿は国際的なニュースになりました。ちょうど、その頃、エベレストで日本隊の捨てたゴミに対して批判されていた時期であっただけに、そのサポータのニュースを聞いて心から嬉しかった事をよく覚えています。お隣の大国にいたっては自国のチームが負けると怒った多くのサポータが対戦国である日本の総領事館を焼き討ちしようと投石や火炎瓶を投げ込み襲撃してしまったが、いかがなものでしょうか。私は試合に負けた後であろうとゴミを拾うサポータの姿に美学を感じるものです。

選手1
ベルディの選手達と

選手2


 東京ヴェルディ1969が清掃キャンペーンを始めたことで他のチームにも広がり、また同じ読売グループとして例えば読売巨人軍も始めればさらに清掃キャンペーンが盛り上がるでしょう。もう清掃活動は一部の環境保護団体のみの取り組みではないのだから。これからも環境アドバイザーとして清掃活動を各地で盛り上げていきたい。3月20日からエベレストの挑戦が始まりますが、僕の登山服にはヴェルディ1969のクラブエンブレムが付きます。選手がJ1復帰を目指し闘っている時に、私も同じようにエベレストで必死に闘っているでしょう。選手に負けないよう私も頑張ってきます。
ベルディ6

ベルディ7



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