2007年エベレスト清掃登山 , レポート・インタビュー記事

2007/05/07

GW明けの野口隊INベースキャンプ

野口隊のGWは3日から5日だったようです。
2週間以上という長い時間、6,500m以上の高所にいた野口達は疲労困憊。肺の調子も悪かった。
高所での疲れた体を癒すには。そう、酸素の濃い所に下りることです。
そこで野口達はSegar(シガラ4,350m)にあるチョモランマホテルまでひと時の休息
をとりに4日~6日の3日間だけではあるが下山した。
そして昨日6日にベースキャンプ(5200m)に戻りました。

今後の予定としては
9日ベースキャンプ(5,200m)出発
9日ABC入り(6,500m)

C1ノースコル(7,000m)1日
C2(7,300m)2日
C3(7,800m)3日
C4(8,200m)4日
頂上  (17日~20日登頂予定)
ノースコルorABC5日

17日に登頂を狙うならば、
13日にABCを出発し、ABCへの戻りは18日。
20日に登頂を狙うならば、
16日にABCを出発し、ABCへの戻りは21日となる。

登頂の日は想像を絶する辛い行程です。夜中に出発し、夕方下山。20時間以上の過酷な行程です。酸素マスクも着けていますので視界は良くなく、歩きづらいという状況。左右は切り立った岩肌。もちろん一歩間違えれば、命は無い。そんな恐怖や疲労の中、一歩一歩重い足を無理やり上げながら進みます。

現在の現地の天候は落ち着く気配が無い状況だそうです。例年、登頂を目指すシグナルとなる天候パターンがあります。
2~3日好天そして雪、それがパターンとして読めるようになります。しかし今年はまだその兆候がありません。むしろ天気のいい日が半日と続かないというのです。そういった天候で風も強く、未だどの隊も登頂していないとのことです。

野口隊の様子
野口に関しては肺の状態が良好気味。今回の休憩で回復傾向。以前に比べ電話中の咳も少なくなり、呼吸も楽になったようです。登頂に向け気合を入れている状況です。
谷口ケイさんは変わらず健康。野口曰く「彼女はシェルパニだから!」(※シェルパニとは女性のシェルパ族で山で非常に強い)と。
平賀淳君も元気のようです。帰国した映像を見るのが楽しみです。
ラムちゃんの腰の様子が心配されましたが、歩けるくらいまで回復。先日、ノースコルまで上がれたそうです。ただ、だましだまし歩いている状況なのでどこまで行けるかはわかりません。

他の隊に関しては、隊員が下山を余儀なくされているらしいのです。肺水腫や血圧が下がらなかったり、やはり低酸素、低気圧の状況で、人間の限界を超えている世界なのです。それを考えると野口隊は順調と言えると思います。

ここからが本番です。見守ってやってください。

野口健事務所  田附(たづけ)

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