10月22日、母校の亜細亜大学で講義を行なってきました。年に一回、これで4年目となりますが、母校で後輩達と接するこの日がとても楽しい。やっぱり母校っていいねぇ~ 帰ってきたといった安心感がある。オーバーかもしれないが、仮に世間が敵になったとしても、ここは味方でいてくれるといった意識なのかなぁ~ またキャンパスを歩いている学生の頃、エベレストに失敗し、ある時は遠征費用での借金に追われたあの日々を思い出す。大変な時期でしたがまさしく青春だった。
亜細亜大学での講義を終え、急いで都庁へ。「緑の東京募金・開始記念シンポジウム」に参加しましたが、このプロジェクトの個人委員は建築家の安藤忠雄さん、宇宙飛行士の毛利衛さん、そして私。石原都知事の発案によりスタートした「緑の東京募金」ですが、目的は東京湾のごみで埋め立てられごみの島を緑の森に作り変える事。
東京湾にごみと残土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地、面積は約88ha(日比谷公園の約5・5倍)にスダジイ・タブノキ・エノキ等の苗木を植樹し、森を作る。ごみの埋立地に森を作るのは世界初とのこと。また、東京都全体にある街路樹48万本を10年以内に100万本に増やします。そして小学校などの校庭の芝生化、電柱の地中化、
多磨の森を花粉の少ない森に変える、などなど東京都はこの10年間で緑あふれる東京にしようと立ち上げた「緑の東京募金」。
建築家・安藤忠雄さんと
私も委員の一人として積極的に関わっていきたい。特に埋立地での森作りを、東京都の小中学校の義務教育の中に取り入れたい。長野県の小諸での経験が東京都でも生かせたらいい。アジア・太平洋サミット、またこの東京都のプロジェクト、やらなければならないことが多いが、与えられた使命として精一杯取組んでいきます。
(前回のブログ 「ブータンから戻りました」に写真を追加しました。写真はクリックしたら大きくなります)