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お気に入り番組「視点論点」で一人トーク

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2008/10/09

お気に入り番組「視点論点」で一人トーク

 10月8日、今日は新潟の新潟南高等学校にて講演会。全校生徒1100人に教員、保護者を含め体育館は超満員の1300人越え。体育館に入った瞬間に熱気でムンムン。話し始めて約20分で暑くて上着を脱いでしまうほど。人間ヒーターは凄い。それにしても前回の岡山県倉敷市にある古城池高等学校もそうであったように、高校生が身を乗り出すようにして、話しに聞き入ってくれ、特に大笑い、時に涙ぐみ、また時に眉間にしわを寄せる、確かに話すのは僕一人だけれど、でも言葉を通して感情のキャッチボールを感じている。最初眠たそうにしていた生徒たちがだんだんと目をキラキラさせてくれる。話し手としては最大の喜びであり、ご褒美。僕はこうした高校生とのやり取りが大好きですねぇ~。 また古城池高等学校の図書委員の生徒たちが図書室に手作りの野口健展示コーナーを作ってくれていた。嬉しいじゃないですか。
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新潟県立新潟南高等学校での講演の様子


 新潟から戻りその足でNHKへ。21時から視点論点(NHK 教育テレビ)の収録を行った。皆さん、「視点論点」って番組を知っていますか?。9分30秒の番組ですが、これがなかなか大変なんです。一人、カメラのレンズに向かってしゃべる。そして一切編集が行われないので、9分から9分30秒までの間をミスなく話し続けなければならない。もちろん、途中での中断もダメ。9分以上、9分30秒未満、一人で自由に話せるわけですが、これが喋り始めるとあっという間で7分を過ぎたあたりから、なんとかまとめに入らなければと焦る。広いスタジオに一人ポツンと座りしゃべるのはなんとも孤独なんですよ。そして緊張しているのか、前回の遺骨調査の解説の時もそうでしたが、しゃべっている時に体が異様に傾く。そして手がやたらと左右あちこちに動く。落ち着きないんですよね。渋い番組っぽく渋く語りたいのですが・・・。
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 昨年暮れから視点論点に出演し、「第1回アジア・太平洋水サミットに向けて」「ヒマラヤ氷河の融解による氷河湖の決壊」「エベレスト・富士山同時清掃活動について」「フィリピンでの遺骨調査について」そして今回の「現場で学ぶ環境教育について」と約一年間で5回。

 決して派手ではない。いや、それどころか、もろ地味で硬派な番組ですが、僕はこの視点論点が好きです。バラエティー番組と違って無理にテンションあげてギャグを言う必要もない。シンプルに必要な言葉だけをコンパクトにまとめる。視聴者に対して一切こびる必要のない「視点論点」が好きですねぇ~。

 もちろん、バラエティーにはバラエティーの良さがあって、特に若い人に対する影響力がある。おかげで富士山清掃活動はバラエティー効果もあって若い人の参加者が大幅に増えました。時にジャンクスポーツに出演し、とっ、思えばその対極にある「視点論点」にも出る。まあ、どちらも大切なんです。この不思議なバランスがいいのかなぁ~。
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僕の方からカメラに向かっての風景 このカメラに向かって一人しゃべりです

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 10月10日(金)NHK 教育テレビ 「視点論点」(21時50分~22時)にて環境教育の必要性について語りますので、もし良かったらご覧ください。明日は栃木での講演です。それでは、お休みなさいませ。

10月8日 野口健

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