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英霊の声に応えるもう一つの顔

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2009/07/21

英霊の声に応えるもう一つの顔

 6月18日、野口健活動報告会が九段会館にて行われましたが、産経新聞の喜多由浩記者がその時の様子を記事に書いてくださいました。昨年の遺骨調査活動では喜多記者も私と一緒にフィリピンでの遺骨調査活動に参加。やはりこの活動は現場に訪れないと本当の意味で戦争の悲惨さや、また国の為に戦って亡くなった方々の無念さを感じる事はできない。私は喜多記者と一緒に現場で「知ってしまった」のだ。その喜多さんの記事を紹介したいと思います。 野口健


「英霊の声に応えるもう一つの顔」
 
 アルピニスト、野口健さん(35)にはいろんな「顔」がある。

 25歳のときに樹立した世界7大陸最高峰最年少登頂記録達成者。今年で4年目を迎えたヒマラヤ・富士山同時清掃登山の隊長。大学の先生。ときにはバラエティー番組の出演者...。
 そして、最近、加わったのが戦没者の遺骨収集活動に熱心に取り組む「顔」である。
活動報告会では、従来の登山や清掃活動と併せて、昨年来、3度訪れたフィリピンでの遺骨調査・収集活動が、野口さんの言葉と映像とで紹介された。
 「フィリピンのジャングルの洞穴で、(英霊の)『声』が聞こえたんですよ。『おれたちは60年も(迎えを)待っていたんだよ』ってね」
 これまで政府の派遣団しか認められなかった遺骨収集は、野口さんや、目覚ましい成果を上げているNPO法人の"活躍"によって、今年3月以降、民間団体にも道が開かれた。

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 清掃登山で富士山側隊長を務める女優の若村麻由美さんは、「野口君には、いろんな人を巻き込んで、引っ張っていく『才能』がある。清掃登山でも遺骨収集でも、こんなに早く実現するとは思わなかった」という。
 報告会には、野口さんを物心両面で支援する企業や政治家、官僚、NPO法人、メディア関係者ら多くが駆けつけた。


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戸井田とおる前厚生労働省政務官と

 遺骨収集を所管する厚労省前政務官の戸井田とおる衆院議員は、「なぜこれだけの方から支援されるのか? 『何でもお金』の時代にあって、野口さんが"お金では買えない"活動をされているからだろう」と話すと、会場からは大きな拍手。
 8月には4度目のフィリピン。来年にはまたヒマラヤに向かう。「また報告会をやります。そのためには来年まで生きていなきゃね」。半ばジョーク、半ば本気の顔で、会を締めくくった。(喜多由浩)

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