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センカクモグラ , 尖閣諸島 , 自然保全

第2「センカクモグラを守る会」シンポジウム

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2011/09/14

第2「センカクモグラを守る会」シンポジウム

2011年7 月14日、東京•アルカディア市ヶ谷にて、第二回「センカクモグラを守る会」シンポジウムが開催された。同会は、尖閣諸島魚釣島に生存する貴重な固有者並びに生態系の保全を目的とし、昨年10 月7日に富山大学大学院理工学研究部准教授の横畑泰志、獣医学博士の山際大志郎、野口健が発起人となり、魚釣島固有種であるセンカクモグラの名前を冠し、設立をしたものである。今回のシンポジウムは昨年10 月26日、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせ名古屋で開催した第1回シンポジウムに続くものである。
 
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今回のシンポジウムでは、
東邦大学理学部生物学室教授•長谷川博氏、富山大学理工学研究部准教授•横畑泰志氏、獣医学博士/了徳寺大学客員教授•山際大志郎氏、衆議院議員•城内実氏、ジャーナリスト•有本香氏、アルピニスト•野口健がパネリストとして出席した。また大学生をはじめとし、社会人、メディア関係者等の幅広い分野の、年齢の150名を超える参加者の来場を承った。
シンポジウム冒頭では、城内氏より、超党派国会議員による「センカクモグラを守る若手議員の会」発足の発表があり、当会と連携を図り、活動を共にすることになった。


シンポジウムは前後半の2部とし、シンポジウム前半では同会発起人である横畑氏による尖閣諸島魚釣島における生態系の貴重性、また同会のシンボル的存在、センカクモグラを初めとする同島の固有種の貴重性を、スライドを用いながらわかりやすくレクチャーをされた。次にアホウドリ研究の第一人者である長谷川氏より、過去に尖閣諸島南小島にてアホウドリが営巣していたことや、尖閣諸島でのアホウドリの希少性を説明頂き、アホウドリの観点から尖閣諸島の生態系の様子を説明頂いた。そして有本氏よりは、ジャーナリストの観点から外国資本が日本国内の資源を狙っている現状を用いて、センカクモグラを守るためには領土問題が立ちはだかる現実を考えてでも、さらに積極手に国際社会にアピールする必要性等があると話された。

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 左より野口健、城内実衆議院議員、山際大志郎氏



シンポジウム後半では、山際氏がコーディーネーターとなり、これからの会の展望として城内氏より「地域の環境を守ることは日本を守ること」と国会議員の立場から訴えられ、野口が徐々に広がりを見せた富士山での清掃活動を例にとって「活動の輪を広げるには世論の声が必要となる。」と述べると、有本氏より「尖閣諸島の固有種が日本の宝であることが世論にうまくアピールできると、新しい切り口が見えるかもしれない」と述べられた。野生動物研究者の観点より横畑氏は「魚釣島での陸での環境調査が可能となるとDNA調査が可能となり、上空からの調査ではわからない事が多くわかるようになる。それが最大の利点。」と話された。

またシンポジウムに参加者としていらしていた魚釣島の地主の栗原氏より「衛星写真を見るだけでも上陸できた頃と違って今の島は荒れている。」と実際に上陸をされていた方の貴重な意見を頂いた。

そして終了時間を大幅に超えるほどまでに及んだ質疑応答では多くのご意見を頂き、「センカクモグラを守る会」がこれからも尖閣諸島魚釣島の生態系保護のために空からではなく陸上での環境調査が早急に必要であるとの当会の目的を改めて再確認し、第2回シンポジウムが閉幕した。

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 左より長谷川博氏、横畑泰志氏、有本香氏


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