エベレストのベースキャンプ手前のゴラクシップ(標高5000M)まで上がってきました。昨日から風が強くエベレスト登山隊の方々にとっては大変だと思います。夕方からカラパタール(5545M)に登り夕日で真っ赤に染まるエベレストが撮影できたらと思います。しかし、かなりの強風と雲が多いので、どうなるかな?ダメなら明日の夕日を狙います。
昨日、ロブチェ村からの景色ですが、タムセルク峰、カンテガ峰方面の峰々が雲と雲の間からスーと姿を現したのですが、なんとも幻想的で美しかった。とても静かで、こちらの心までもが穏やかになるような。
こちらもロブチェ村から撮影しましたヌプツェ峰です。このヌプツェの壁の向こう側にエベレストやローツェがあります。僕はこのヒマラヤブルー(勝手に名前をつけました)が好きです。5月に入ってもこの地域はまだ寒いです。日本はもうだいぶ暖かいのでしょうね?
今年のエベレストも色々あったそうです。イタリア人登山家が登山中に氷の塊を落し、それがシェルパの額にぶつかり怪我をしたそうな。そのイタリア人登山家達は謝罪すればいいものを、そのシェルパ達を侮辱、挑発する仕草をしたそうで、それに怒ったシェルパ達がそのイタリア人登山家がベースキャンプに降りてくるなり「ボコボコの刑」にしたそうな。前歯がグラグラになるぐらい殴られたイタリア人3人はベースキャンプを下っていったとか。この騒動が国際ニュースとなり世界中に報道されたというのだから・・・意味わからない。
また公募隊に参加していたスペイン人夫婦がベースキャンプで派手に夫婦喧嘩し、旦那様はヘリでカトマンズへ。奥方様は徒歩で山を下っていったそうな。公募隊の参加費は一人200~300万円はするわけで、2人でざっと600万円以上。高くついた夫婦喧嘩となりました。
しかし、別々にエベレストから下って行きましたが、しかし「帰る場所が一緒なら意味ないわなぁ~」とシェルパの一言。ごもっとも。
(5月4日フェイスブックより)
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