三浦雄一郎さんがキャンプ3(7300m)入りされ体調も過去二回の挑戦の時よりも良好とのこと。木曜日が登頂予定。天候が安定することを祈っていますが、一点、気になるのは同じくエベレスト登頂を目指しているネパール人男性のシェルチャンさん(81歳)。彼は三浦さんが75歳で登頂された時もその直後に登頂し世界最高齢記録を樹立しましましたが、しかし、彼の年齢や「本当にエベレストに登頂したのか」との疑惑の声も上がっている。
シェルパたちの間でも「彼は本当に81歳?」との声。生年月日を聞かれ何度か食い違いを見せたこともあるとか。そして、それ以上の疑惑は前回のエベレスト登頂時の写真がないということ。複数のシェルパにサポートされ登頂しているにも関わらず写真が一枚もないというこが果たしてあり得るのだろうか?シェルパに尋ねたらこんな言い訳をしているという。「シェルチャンさんがサポートしたシェルパたちにボーナスを満足に払わなかったから、写真を撮影したシェルパたちが写真の提供を拒否した」と。そんな出来事、過去の登山隊で聞いたことがない。
単独での登山ならまだしも複数のシェルパにサポートしてもらっている状況で「山頂の写真がない」はいかにも不自然である。
ネパールの新聞ではエベレスト世界最高齢登頂を巡って「日本人VSネパール人」といった雰囲気で掻き立てネパール政府がシェルチャンさんのエベレスト挑戦に15000ドル提供したとの情報も。仮に今回もエベレスト登頂の証拠がないままネパール政府が「シェルチャン氏はエベレストに登頂した」と言われればギネスはそのまま認めてしまうのだろうか?
三浦さんは堂々とエベレストに挑戦しているだけに、フェアーであってほしい。
産経新聞でもこの件に関して報道されていますので「↓」をクリックしてみてください。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130518/trd13051819150015-n1.htm
2013/04/09 | 野口健 ヒマラヤ遠征に出発しました。 |
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