イモトさんがどうのこうのとう話ではなく、あえて命をかけるということは、どういうことなのか。僕が山に入る時に常に最悪の状況をイメージします。相手が自然である以上は時に人間の予想など遥かに越えた現象が起きる。
避けられる遭難もあれば、残念ながら避けられなかった遭難も多々あったでしょう。
そこは運命として受け止めるしかないと、僕はそんな風に感がています。
取材の中でイモトさんについての質問がありましたので、個人的な意見としてお話ししましたが、最終的には命をかけるイモトさんご自身の気持ちが最も優先されるべきではないでしょうか。命を賭けてでも登りたいのか否か。
命を落とさなくても、凍傷により指を失うこともある。
それらのリスク全てを受け止めた上での挑戦ならばそこには意味があるだろうと思う。
そしてこれは僕にも言える事ですが、何人ものシェルパ達が一緒に命をかけてくれるという事を忘れてはならない。
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