エベレストにアタック中の栗城さん。とにかく無事に帰ってくること。彼が降りてくるまではハラハラドキドキ。
雪のコンデションがどうなのだろうか。特にこの季節は積雪量が多いので雪崩に要注意。
98年に秋のエベレストに挑戦しましたが、とにかく雪に苦しめられた。キャンプ3は雪崩に流され、そして毎日がラッセル。サウスコル(8000m)を超えても雪が深く過酷だった。
特に栗城さんは無酸素挑戦。低酸素に体をならせる丁寧な高所順応は重要となります。我々、有酸素組でさえ各キャンプ間の登り下りを繰り返しながら徐々に低酸素に体を慣らしたものです。
不思議なものであの繰り返したアップダウンで低酸素に体が順応しただけでなく、体がエベレストに馴染んでいくのを感じていた。アップダウンしながら少しづつエベレストと会話していたような。
人それぞれの登り方があるので、栗城さんは栗城さんのやり方で。
ただ、まだ時間はあるので、雪のコンデションや天候、そして高所順応含めた体調面がぴたりと合わさった時に勝負をかけてほしい。
(写真はロブチェ村にて)
当ウェブサイトに掲載されている記事、写真、ビデオなどの無許可転載、転用を禁止いたします。
Copyright(c) Office NOGUCHI KEN. All rights reserved.Never reproduce or republicate without written permission.
Powered By Advenproducts Inc.