退院しました。約2週間の入院生活でしたが、徳島大学病院整形外科の皆さんの心温まるサポートにとても助けられました。
この数年間、首のヘルニアに苦しみ続けてきました。都内でも複数の病院で診察してもらいましたが、
一般的には首の前側を開けて自分の腰の骨を頚椎に移植するという方法。
ただ、首と腰と両方にメスを入れることになり、体の負担も大きい。一ヵ月間の入院と退院後も二ヵ月間コルセット生活とのこと。
トータル三ヵ月間となるとなかなか決断もできずズルズルと時間だけが過ぎ症状も時間の経過と共に痛みが激しくなり。
そんな時に体幹トレーニングでご指導いただいていました本橋恵美先生が徳島大学整形外科の西良浩一先生をご紹介してくださった。
西良先生は内視鏡による手術で多くのアスリートの腰や頸椎の手術を行ってきた先生です。2月に始めて西良先生に診断して頂き内視鏡による頸椎手術を決めました。
首の後ろ側から穴を内視鏡を入れ、神経を圧迫している部分の骨に穴をあける事により、神経を圧迫させない方法です。
ただ、内視鏡による手術はかなり高度な技術を有するもので、他大学病院では今回僕がやった同じ手術で神経を傷つけ下半身麻痺という結果も。
したがって執刀医の先生との絶対的な信頼関係が必要となります。
手術まで西良先生と色々お話させて頂き「ピン!」と感じるものがありました。絶対的な安心感。ですから安心して運命をお預け致しました。
手術した翌日から歩行器をつけ歩けたのには驚きました。そして5日目からリハビリをスタート。内視鏡による手術ゆえに傷口が小さかった。
その分だけ体に対する負担が少なったわけです。
まだ緩やかな運動ですが、それでも一歩前進。長いトンネルからようやく抜け出せそう。今は手の痺れも完全になくなりました。
手術直後、麻酔が切れた時はそれなりに痛みもありましたが、しかし、これは同じ痛みでも前向きの痛み。まあまあ痛かったけれど大歓迎!
12月中旬のヒマラヤ遠征に向けて一歩ずつ体をつくっていきたい。西良先生はじめ徳島大学の皆さんには感謝感謝。本当に感謝です。
次は自分が頑張る番です。どうも有難うございました。
当ウェブサイトに掲載されている記事、写真、ビデオなどの無許可転載、転用を禁止いたします。
Copyright(c) Office NOGUCHI KEN. All rights reserved.Never reproduce or republicate without written permission.
Powered By Advenproducts Inc.