3年ぶりに東北の被災地へ。石巻市〜女川町〜陸前高田市〜宮古市に行きましたが、ガレキがすっかりと片付けられ更地というか砂地というか、まるで砂漠のような。本当にここに街があったのかと...。
震災直後に被災地入りした時にはガレキの山に愕然とさせられましたが、しかし、ガレキはガレキでも、ガレキには人々の営みの香りがあった。
何にもなくなった荒野で感じた事は危機感を抱き続けるのは難しいということ。数十年も経たない内にあの日の出来事が風化してしまうのではないかと。
様々な意見がある事は分かっていますが、やはり、震災の爪痕を後世に残すべきだろうと強く感じました。あの骨組み姿の防災センターしかり。
「伝えること」と「伝え続けること」は違う。1番怖い事は忘れてしまうこと。そう強く感じた被災地訪問となりました。
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