沖縄県糸満市にて遺骨収集活動を行っていました。約10年前からスタートしたこの活動。僕の活動の中でも特に大切にしたいと感じています。「国の為に亡くなっていった方々に対し冷たい国は滅びる」と思うのです。
戦争を美化するわけではなく、しかし、いつの時代も社会のために命をかける人は大切。犠牲になった方々を見捨てる社会が公然となれば、誰がそんな社会の為に命をかけるのかと。遺骨収集は過去を振り返りながらも、これから先の日本を思えばこそ、続けなければならない活動です。
洞窟の中は物凄い湿度。掘り続ける活動ですが下着まで汗でずぶ濡れになる。そして肉体的なものではなく精神的にも過酷な活動です。この活動が続いているのも支えて下さっている参加者のみなさん。本当に感謝感謝。そして下見含め全ての段取りを完璧に準備して下さっている兄貴分の野口剛さん。野口剛さんがいなければこの活動はこれ程まで続いていません。野口剛さん始め参加者の皆さんに感謝です。沖縄遺骨収集情報センターの皆さんにもご協力頂いています。
今回も複数のご遺骨を発見しました。ただ、これはぼくの直観ですが、あの洞窟にはまだまだご遺骨が埋まっています。僕等が見落としたご遺骨が必ずあります。そう感じるのです。次回は必ず見つけ出したい!
年明け、どこかのタイミングでまたあの洞窟に戻ります。と言うことで野口剛さん、またよろしくお願い致します!
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