2001年に立ち上げたシェルパ基金。ヒマラヤで遭難した遺児たちへの教育支援としてスタート。 その第1期生のパサンリンジ君がなんと千葉の講演会にに来てくれた。
彼に初めて会ったのは、彼が小学校1年生の時。 彼の父親 チョン・リンジは、2000年、2001年のエベレスト清掃隊を支えてくれたメンバーでした。 登山経験も豊富で、体力もあり、とても立派なシェルパでした。 しかし、2002年の春、他の登山隊のシェルパとしてチョー・オユー登山で、惜しくも亡くなってしまったのだ。 (当時のブログ記事)
その秋にシェルパ基金を立ち上げ、パサン・リンジとお姉さんのダワ・ラム(小学校2年生)を第1期生として迎え入れたのです。 シェルパ基金基金としては、高校を卒業するまでサポートしました。
彼は、その後、日本への留学を夢見て、やっと、昨年、日本に来たのだそうだ。 まさか、日本で、パサンに会えるとは、夢にも思わなかった。 日本に来て1年足らずとのことだったが、日本語も上手に話すことができ、ちゃんと書くこともできるのだ。 相当、努力をしたのだろう。
ネパールのお母ちゃんも、さぞ、誇りに思っていることだろうね。 チョン・リンジは、立派に成長した息子の姿に喜んでくれているだろう。 本当に心から嬉しい出来事だった。
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