シェルパ基金の卒業生、リタ・プチさんとリュ・タシさんが、野口が泊まっているナムチェバザールの宿に訪ねてくれました。
彼らが小学生の頃に父親がヒマラヤにて遭難してしまいました。
リタ・プチさんは小学校5年生から、リュ・タシさんは小学校3年生からシェルパ基金にて、学校に通いました。
カトマンズの学校を卒業して、なんと嬉しいことに二人ともナムチェバザールの小学校の教員として働いているのです。
「ヒマラヤの子供たちに教育を」と学校の先生になったそうです。リタ・プチさんは英語をリュ・タシさんは理科を教えているそうです。
そして、翌日、トレッキング中に、偶然にも、シェルパ基金卒業生のアン・タルケさんにも出会いました。
彼は、ナムチェバザールの銀行で働いていて、出勤途中にすれ違ったのですが、すぐに気がついてくれて、声をかけてくれたのです。
今年は、シェルパ基金の卒業生に再会するという嬉しい出来事が重なりました。
みんな、無事に学校を卒業して活躍してくれている姿を見る事ができて、この活動を続けてきて、本当に良かったと心から思いました。
左がリタ・プチさん、右がリュ・タシさん
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