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富士山

富士山について

富士山

2023/09/07

富士山について

不謹慎かもしれませんが、富士山の世界遺産登録ですが僕は末梢された方が先々を考えればいいのではないかと感じる。世界遺産登録抹消は日本社会に大きなショックを与え波紋を呼ぶだろう。どん底に突き落とされた様な。「何がいけなかったのか」「どうすればよかったのか」失敗からの学びがあるはず。

ただ、長崎山梨県知事の富士山への本気さは充分、感じています。登山道に県警を配備、そして入山規制についても言及。またこのままいくと世界遺産から末梢される可能性まで表明。僕の知る限り過去の山梨県知事にはなかった発言。というか有り得ない発言。富士山を取り巻く環境を変えるなら今しかないと。

環境省のレンジャーは何をしているのか?存在感がまるでない。僕だって富士山で見た事もない。知り合いのレンジャーは「許認可の作業ばかりで現場に行けなく」と嘆いていた。山梨県は県警を登山道に配備すると発表。「もう環境省(国)には任せられない」との判断だろう。

山梨県警が登山道の警備をするという発表に環境省は危機感を抱くべき。そして大いに敗北感、挫折感を味わった方がいいと思います。アメリカの国立公園に行くと分かりますがパークレンジャーを必ず見かけるでしょう。そして明らかな軽装備なら下山を告げられます。山によっては装備の確認までされます。

何のために環境省のレンジャーが存在しているのか。もちろん、許認可云々も大切ですが現場を守るのも大切な仕事。北海道だったかな、島フクロウを撮りに山にこもっていたカメラマンの近くにレンジャーが通りかかり、島フクロウよりも珍しいとカメラをレンジャーに向けたとか。半分笑い話で本当の話し。

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