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能登半島地震支援

先進国の避難所の現状

能登半島地震支援

2024/02/11

先進国の避難所の現状

ピークエイドの現場部隊は心が折れる余裕もなく街から街へと移動の連続。また、被災地でお会いする方々は僕らに気を使っておられるのでしょうか。皆さん笑顔で接して下さり逆に僕らが勇気づけられています。

しかし、ピークエイドの事務局メンバーは被災された方々からのメールや電話対応であまりに切実で壮絶なお話に心が折れそうになったり。

しかし、同時に「寝袋が暖かくて震災後、初めて朝まで寝れました」とのお言葉に救われて。その繰り返しです。

震災から1ヶ月以上も経つのに今だに多くの方々が車中泊をされています。

また、避難所でも「毛布一枚しかなくて寒くて寝られない」「敷布団がなくてダンボールを敷いて寝ています。エアマットが欲しいです」と。

10年以上、災害支援活動を続けてきましたが、僕の経験上、一ヶ月以上が経過してこの状況は始めて。

嘆いている余裕もないのですが、しかし、被災地はかなり深刻な状況です。

先進国の在るべき姿として本当にこれでいいのだろうか...と。

しかし、今はそんな事を言っていても仕方がないので、目の前のやれる事をひたすらに淡々とやる。それに尽きる。

あともう一息、頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ。
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