8月16日、ネパール、エベレスト街道にあるターメ村が大洪水に襲われました。
豪雨が続いていたうえに、温暖化による氷河湖が決壊したのではないかと思われます。
もともと雨季は降水量が多いのですが、それでも今年は異常な豪雨が続いていたそうです。
温暖化による氷河湖の決壊は、以前より危惧されておりましたが、現実となってしまいました。
ターメ村は、何度も通った馴染み深い村、知り合いのシェルパもたくさんいます。
2019年には、絵子と一緒に学校にも訪れ、ランドセルも配りました。
2015年のネパール大地震でも大きな被害をうけ、多くの家屋が崩れたため、村人たちは、必死に再建したところでした。
学校やクリニック、家屋など13件が全壊、また、また、10件の家屋が損壊してしまったとの事です。
幸いにも洪水が日中におきたため、村人は全員、逃げることができ、人的被害がなかったようです。
ターメを襲った大量の湖水はルクラ方面の流れる河川へ流れ込み下流へ流れていきましたが、水位が急上昇。
ルクラ村からナムチェバザールまで、とくにパクディンあたりの河岸が削られ、複数ある吊り橋が危険な状況のようです。
また、トレッキングルートも亀裂が入っているなどの被害が報告されています。
当ウェブサイトに掲載されている記事、写真、ビデオなどの無許可転載、転用を禁止いたします。
Copyright(c) Office NOGUCHI KEN. All rights reserved.Never reproduce or republicate without written permission.
Powered By Advenproducts Inc.