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2007年エベレスト清掃登山 , レポート・インタビュー記事

コスモアースコンシャス アクト アースデー・コンサート&現地からの電話

2007年エベレスト清掃登山 , レポート・インタビュー記事

2007/04/23

コスモアースコンシャス アクト アースデー・コンサート&現地からの電話

昨日4月22日、日本武道館にてコスモアースコンシャス アクト アースデー・コンサートが行われました。m-floさん、RAG FAIRさん、加藤ミリヤさんminkさん、大塚 愛さんらが武道館にて歌を披露。
会場は凄い熱気に包まれました。アースデーということで各アーティストさんも地球に対する思いを訴え、自然や地球、環境を考えるいい機会だったと思います。

そのコンサートの一番初めに、東京FMパーソナリティーの高柳恭子さんとテレビ電話を通じ現地エベレストの様子を伝えながら、コンサート参加者の皆さんに厳しいヒマラヤでゴミ拾いをしている様子を伝えました。

実は・・・。(ちょっと裏話)
前日21日に回線テストを行いました。日本時間の21時からですので現地は18時ぐらいです。もちろん日は落ちて暗く、尚且つ21日は吹雪。最悪のコンディションでした。衛星携帯には何故かつながらず、テレビ電話も繋がっては直ぐに途切れ、本番がかなり心配でした。パーソナリティーの高柳さんが「繋がらなかったらどうしよ~」と心配していたので「野口の変わりに歌でも歌ってください」と冗談をいいつつも、こちらもドキドキでした。

22日の本番はテレビ電話は途中で切れたもののすぐに携帯電話と前もって送っておいたエベレストの様子を写した映像を流し、6分という時間でしたが、無事中継は終了できました。スタッフのみなさん、お疲れさまでした。

一点、気になったことが・・・。
中継中の野口の会話から、かなり息切れが感じられました。ABC(アドバンス・ベースキャンプ)6500メートルという高さに慣れるには時間が掛かかります。順調に高度順化を進めてきた野口ですが、明日から一度チャンッエBC(6000m)まで下るといっておりました。5月20日を登頂目標にしているため、多少時間があるように思えますが、実はそれほど時間があるわけではありません。平地とは違い、一度上部で行動をすると体力の消耗が激しく、休みを何日か入れます。C1、C2とキャンプを行き来するだけでも順化とは言え疲労は蓄積され、ABCからベースキャンプも距離があり、休みに行くだけでも結構疲れてしまうのです。6500mで順化がうまくいかないと焦ってしまう可能性がありますが、野口のことです、大丈夫でしょう。無理しても無茶しないように伝えました。
早く高度順化ができるよう、祈ってやってください。

野口健事務所 マネージャー 田附(たづけ)

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