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政治 , 遺骨調査・収集

選挙結果についての思い

政治 , 遺骨調査・収集

2009/09/01

選挙結果についての思い

フィリピン(遺骨収集)から戻ったと同時に選挙応援演説で全国周り、そしてその間に自分の講演会(大阪・神戸)、遺骨シンポジウム、富士山環境学校、富士山清掃活動、西湖湖底清掃活動とさすがに堪えた。
そして今日は富山県八尾市で行われる清掃キャンペーン(ひろえば街が好きになる運動・JT主催)に参加します。

ただ、なんだろうなぁ~ なんとも空しい。選挙結果ですが、特に残念であったのが遺骨収集に関して一緒になって取り組んできた候補者の多くが落選。遺骨収集に関しては超党派で活動を行ってきましたが、やはりそれでも中心的な役割を担っていたのが自民党の先生方でした。今年に入って我々民間団体(NPO法人空援隊)に遺骨収集が認められたのも先生方の援護射撃があったからこそ。議員立法によって「遺骨収集を国家の義務」とし遺骨収集事業に関する予算を大幅に増やそうと動いていた戸井田とおる前厚生政務官や小島敏男さんも落選。自民党だからではなく、純粋にこの遺骨収集活動にとってお二人を失うのは耐えがたく辛い。

国のために亡くなった方々のご遺骨を祖国に戻すのに自民も民主も関係ない。我々からすれば自民か民主かといった事ではなく一日も早く一体でも多くのご遺骨を日本に戻したい。これから民主党が政権与党となるわけですからこの問題について切実に訴えていかなければならないと考えています。

幸い、一緒にフィリピンの現場に入った泉ケンタさん(民主党)は当選。若手議員の泉さんのこれからの役割はより一層大きくなるんだろうと、私は期待したい。

その泉さんの応援演説を行った事に関し「自民党候補を応援しておきながら節操ない!」といった意見が相次ぎ、また中には「この逆風のなかなぜ自民党候補の応援演説なんかするんだ!」といったヤジ。

他にも本当に色々ありました。心底疲れもしましたが、ただ、私自身は何一つ後悔していない。節操がなかったとも思っていない。お世話になった方々に対して、また一緒に取り組んできた仲間への応援は当たり前です。

 それよりもその時の風によって態度をコロコロ変える、また安易に勝ち馬に乗りたがる人が多いように感じますが、その方が遥かに空しい。

「世代交代」という表現は確かにいかにも新鮮に映るでしょう。ただ、若手が活躍するためにはベテランも必要。若けりゃいいというのであれば、一層の事、小学生に国の全てを任せればいい。前回の選挙で小泉元首相が一方的に中曽根康弘元総理を切り捨てましたが、中曽根さんは世界で通用する数少ない政治家の一人。また約束を反故にしたあの一方的な切り方、本当にあれが正しかったのか、私はそう思わない。組織には重鎮がいて、時にその重鎮に若手が挑みながらもそこから学んでいくことも多いはず。

今までも様々な候補者から応援演説をしてほしいと依頼がありましたが、共に活動した仲間以外はお断りしてきました。「この人のためなら」と思えない人を公の場で応援してはならない。逆に人に何と言われようが、反対されようが「この人のためなら」と思えば応援してきました。そこに自民も民主もなかった。誰が国にとって必要かどうか、それだけのことです。

話はちょっと脱線しますが、静岡7区の城内実さんが当選したのは嬉しかった。前回は「郵政民営化」の波に飲み込まれ、今回は「政権交代」といった嵐に巻き込まれながらも無所属を貫きとおし戦った。この4年間、妻子を抱えながら辛かったでしょう。左右からの暴風に負けず一人コツコツと自身を信じ、決して信念を曲げなかった事、これは並大抵の覚悟では済まされない。有権者の方々がしっかりと城内実さんの真摯な姿勢をちゃんと見ていたんですね。情緒があっていいじゃないですか。最近は情緒が無くなりつつありますから。


脱線ついで昨日の夕刊紙で鳩山政権の閣僚予報リストに「環境大臣に社民党党首の福島瑞穂」と見つけしばし「・・・・・」
意味が分からない。


それにしても小池百合子さんがなんとか残ったのが救いでした。環境問題にしろ、また遺骨収集活動にしろ、小池さんは私にとって必要不可欠なパートナーです。富士山などで一緒に清掃活動を行ってきましたが、その小池さんから「野口さん、今度はフィリピンに連れて行って。私もジャングルを歩く。兵隊さんが最後なにを見たのか、私もこの目で見たい。そして一緒に日本に帰ってこられるように私に何ができるのか、野口さんと一緒に悩みたい。そう現場こそ全てだから」。


 テーマは日本。この選挙で失ったものも多かったが、もう一回、活動の輪を広げるために私は現場で行動しながら新たな環を作りたい。

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