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李登輝元総統との会談

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2010/07/20

李登輝元総統との会談


本日(7月19日)台北にて李登輝元総統と会談を行いました。今年2月に高砂義勇隊の慰霊碑を訪れた事をきっかけに旧日本軍に志願し戦った台湾人の方々との交流が始まりました。台湾の方々と交流を続けるうちにそこから日本人以上の日本人の姿を見つけました。そして今回は李登輝元総統との会談が実現しました。

 

会談のテーマは「いま日本に必要なリーダーの条件」です。李登輝先生が望む日本の姿や日台関係とはどういったものなのか。戦後教育の弊害、またチベットなどを象徴とした中国問題、また今後の日本の社会、政治に期待すること、日本社会に対するメッセージをお聞きしたかった。

 李登輝元総統との会談が始まった

 李登輝元総統との会談が始まった

会談時間の3時間はあっという間だった。李登輝先生の日本に対する愛情をひしひしと感じた。そしてお会いした瞬間に「野口さん、あなたの遺骨収集は感心しているんだよ。あなたのような若い日本人が出てきたことがね、嬉しいんだよ。よく来てくれました。楽しみにしていたんですよ」のお言葉に目頭が熱くなった。

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日本ではこの遺骨収集活動に対し色眼鏡をかけて見る人がいる中で、時に心が傷つくこともありますが、しかし、こうして李登輝先生のようなお方が理解してくださると大きな励みになります。会談内容はまた後日、このブログ、また月刊誌「ボイス」の方で掲載されますが、今日の一言でまとめますと、李登輝先生に勇気と人の温かさ深さを教えて頂きました。

 

正直、お会いする前は緊張とうか、相手が偉大すぎて何からお尋ねすればいいのだろうかと、不安と期待が入り交ざりワクワク、ビクビクしながら李登輝先生の別荘にお伺いしましたが、お会いしたその瞬間からなにか気持ちがスーと伝わったかのように、また優しく時に厳しい李登輝先生の眼差しに吸い込まれるように時間を忘れて様々なテーマでお話しさせて頂きました。

 笑顔が愛に満ちているので

 笑顔が愛に満ちているのでこちらまで癒されました

李登輝先生のご著書に「かわいそうなのは、日本の若い人は『昔の日本は悪いことをした、悪い国だった』と一方的に教育を受けたことです。日本は批判されていると思い込み、『つまらない国に生まれたんだ』と自信を失っている」と書かれていますが、まさにその通りではないだろうか。

 

台湾入りする直前にツイッターで多くの方々からメッセージを頂いていました。

 

「李登輝先生に『日本人も頑張っています。ご安心ください』と伝えてください。」

「李登輝先生に日本の総理大臣になって頂きたい」

「李登輝さんはサムライです。私たち日本人も日本人スピリッツを取り戻す時期がきています」などなど。

 

私は「李登輝先生に伝えてください」とのメッセージをいくつも皆さんからお預かりしていましたので、しかと李登輝先生にお伝えしました。李登輝先生は「そうですか。嬉しいことです。私の気持ちが伝わっていましたね」と本当に嬉しそうでした。

 

詳しくはまた後日。今日は衝撃過ぎましたので、まずは私の頭の中を整理し、今日の報告をしたいと思います。

話は尽きることなかった
 話は尽きることはなかった
 

明日は蔡焜燦(さい こんさん)先生とお会いします。ご著書に「台湾人と日本精神(リップンチェンシン)日本人よ胸を張れ」があります。

戦後の価値観で過去を批判する現代日本人に対しご著書の中で、

「日本統治時代、日本人教師は、我々台湾人に『愛』を持って接してくれた。そして『公』という観念を教えてくれたのだった。愛された我々は、日本国家という『公』を愛し、隣人を愛したのである」

「どうぞ心に留めて頂きたい。日本はあなた方現代日本人だけのものではない。我々『元日本人』のものもあることを」

「台湾には、日本がいまこそ学ぶべき『正しい日本史』がある。どうぞ台湾に正しい歴史を学び、自信と誇りを取り戻して頂きたい。そして誇りある日本が、アジア地域の安定と平和を担う真のリーダーたらんことを願う。日本人よ胸を張りなさい!」

と、日本社会に向け訴えている。

 

明日も新たな出会いです。出会いの神様に感謝し、少しでも台湾の方々の声を吸収し日本に持ち帰り日本人に伝えたい。

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