集められたゴミを入れておくテントのなかで・・・ 缶詰のゴミ。中身が入っているものも・・・ 食料のパッケージ。プリントされた文字から、どこの国のものか一目瞭然です 調理などに使うガスカートリッジ ルート工作に使...
野口は今年最高地点(サウスコル 8000m)での清掃活動へと向かいました。ここにベースキャンプとの無線交信の内容をご紹介します。 5月12日 12.00 本日、朝5.00に起床して、キャンプ...
上部キャンプへ目指す 5月4日、午前8時、シェルパ5名と共にキャンプ3へ向けてキャンプ2を後にした。しかし、お決まりの寝不足で頭は冴えず、さらに酸欠とあってシェルパのスピードについていけない。だいたい、シェ...
腹痛のためにキャンプに3行くのが一日延期。寝られない、腹が痛い、寒い、ちょっと歩けばすぐに息が切れる。なかなか快適に過ごせない6400メートルのキャンプ2。そして咳の復活。咳き込みすぎて食べたものがそのまま...
キャンプ2までの順化を済ました我々は、キャンプ1を通過し、一気にベースキャンプからキャンプ2へと向かった。キャンプ2手前で温度が上昇し、厳しい照り返しも手伝って氷河上は灼熱地獄となり、高畑隊員とふらふらにな...
李さんの遭難騒ぎも一段落し、ご本人も元気を取り戻し、いよいよ清掃活動を開始しようと、昨夜の食事の席では久しぶりには皆がしゃいでいた。久しぶりのアイスフォール越えに備え早く寝袋に潜り込んだが、寒くてなかなか寝...
今年のヒマラヤはどうもおかしい。李さんの遭難騒ぎから、雪が振りやまない。日増しに雪崩の音が雪の重みのせいか、日に日に「ズシリ」と重くなっていく。湿りけのある重たい雪がその重さに勝てず、ベースキャンプ周辺の壁...
無線連絡を待つ面々 シェルパらに救援物資を持たせ、救助に向かうよう連絡をした 無事、ベースキャンプに降りてきて、久しぶりに、隊員の皆との夕食 夕食の間中 李さんの表情は暗かった いつもなら一番大きな声で笑って...
4月25日、ベースキャンプ周辺をシェルパ15人と共に清掃した。一見、綺麗に見えるベースキャンプも氷河の中をくまなく探せば、出てくる出てくる。我々のベースキャンプから歩いて10分ほど、氷河の内側に向かって歩い...
ベースキャンプのテントで読む本の一部 ベースキャンプに持ってきた音楽CD ラジオを聞いている時の再現写真(!?) この3日間はノンビリ過ごした。朝から氷河を眺めながら、日本から持ち込んだお菓子をぼりぼり食べ...
4月19日、2度目のアイスフォール越え。午前、7時30分、ベースキャンプ出発。アイスフォール通過中、付近の岸壁から落石が発生し、その爆音に身がすくむ。2度目のアイスフォールとあり、先が読めるので前回以上に精...
午前4時30分、起床する。テントの内張りは凍りついたまま。緊張していたのか、ほとんど寝られなかった。時おり、腕時計に目をやり、 「出発まであと5時間か」 「あと、3時間か~」 と、迫ってくる出発時間に対して...
前回の「みんなにヤッホー」にも書いたが、エベレストのような厳しい環境で長期間に渡って生活を行うためには、食事の充実が欠かせない。今回も日本から大量の日本食を持ち込んだ。ベースキャンプ用の食料と上部キャンプ用...
登山活動を始める前に必ず行われる儀式がある。シェルパ達が信仰するラマ教による安全祈願だ。ラマ教のカレンダーにより儀式の日時が決められる。我々の安全祈願は4月15日、午前7時からとなった。日の出直前とあって、...
ディンボチェからベースキャンプを目指すと必ず通らなければならない坂がある。「トゥクラの坂」を登りきると無数のチュルン(墓)が並ぶ。エベレストから還らなかった登山家やシェルパ達の墓場だ。その中でも、目立つのが...
ベースキャンプまで、人(ヤク?)と出会いながら道を進む 4月8日、クムジュン村を後に一路ベースキャンプへとキャラバンを開始した。相変わらず、午後になると雪がふる。登山道が雪でどろどろになってしまい、歩きにく...
多くの記者さんらが、カトマンズで開いた僕の記者会見に集まってくれた ...