冒険に挑戦する中での自己責任と危機管理に関する意識の記事です
悔しい。 このシシャパンマを断念してから、悔しくて寝られない夜が続いている。これだけ体が疲れているにも関わらず寝られないことに驚き、また正直、嬉しい。自分にも、まだ負けん気が残されていたことがなによりも嬉しい。 このシシ...
決断に時間がかかりましたが、シシャパンマ登山は断念します。肉体的、精神的に限界。7月下旬から体調不良になやまされ、なんとか回復させようと努力していましたが、そのままの状態でシシャパンマ挑戦が始まりました。 途中、ABCで体...
9月16日、C1へと向かった。途中まで高畑隊員が見送ってくれた。C1までは極めて順調。一時間以上前に出発していたスイス隊に追いついたものの6000mを越えた辺りから...
5月14日、キャンプ3周辺の清掃活動を終え、15日は最終キャンプ(サウスコル8000m)へと向かう。天候は朝から不安定で雪に強風、ベースキャンプでは昨夜から大雪に見舞われたらしく、 「野口さん、天候大丈夫で...
キャンプ2までの順化を済ました我々は、キャンプ1を通過し、一気にベースキャンプからキャンプ2へと向かった。キャンプ2手前で温度が上昇し、厳しい照り返しも手伝って氷河上は灼熱地獄となり、高畑隊員とふらふらにな...
李さんの遭難騒ぎも一段落し、ご本人も元気を取り戻し、いよいよ清掃活動を開始しようと、昨夜の食事の席では久しぶりには皆がしゃいでいた。久しぶりのアイスフォール越えに備え早く寝袋に潜り込んだが、寒くてなかなか寝...
無線連絡を待つ面々 シェルパらに救援物資を持たせ、救助に向かうよう連絡をした 無事、ベースキャンプに降りてきて、久しぶりに、隊員の皆との夕食 夕食の間中 李さんの表情は暗かった いつもなら一番大きな声で笑って...
ディンボチェからベースキャンプを目指すと必ず通らなければならない坂がある。「トゥクラの坂」を登りきると無数のチュルン(墓)が並ぶ。エベレストから還らなかった登山家やシェルパ達の墓場だ。その中でも、目立つのが...
河野兵市さん(43)の北極から愛知県のご自宅までの旅の最中に消息を絶たれ,カナダ空軍の捜索もついに打ち切られたとの報道になんとも言えない寂しさを感じた。ご家族や関係者のお気持ちを思えば冒険ではけっして遭難してはならない。冒険...